告白





        掃除の時間のちょっと前

        まさか 「OK」という言葉  その口から出てくるとは思わなかった

        呼び出しておきながら終始うつむきかげんで

        嫌われてしまう  逃げられてしまう
 
        そんな想いで一杯一杯


        階段の踊り場からは何人も友達が下駄箱のこちらを伺ってるし 

        何故だか金木犀の策略的な薫りにかかとを挙げてしまう

        「ありがとう 」  押し殺した声を出すのに精一杯で

        この間  何を考えていたのか解らないけど

        あまり勘ぐらないようにするよ


        只 シャツの胸のボタン第二まで開けてたね

        リップも塗らず下を向いて

        頬が薄いピンクに染まってた